日本生産性本部が12月16日発表した調査によると、日本の労働生産性は経済協力開発機構(OECD)加盟国38ヵ国中29位だったという。
OECDのデータを基にしたこの調査によると、2023年の日本の時間当たりの生産性は、購買力平価をベースとして、56.8ドル(5,379円)で、前年に記録された過去最低から2段階上昇したという。東京を拠点とするこのシンクタンク(日本生産性本部のこと)によれば、今回の改善は、新型コロナウイルス感染症のパンデミック後の日本の経済回復とヨーロッパの経済の減速を反映しているという。