日本で2023年にヒト免疫不全ウイルス(HIV)への感染が新たに確認された人の数は前年から37人増えて、669人となり、7年ぶりに増加したと厚生労働省が発表した。
厚生労働省は、この増加はHIVの検査を受ける人の数が、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが理由で減少した後に回復したことによるものだとした。
3月26日に厚生労働省が発表した速報値によると、新たなエイズ患者とその他のHIVウイルスの保有者をあわせた数は960人になったという。
公共の医療センターやその他の場所で実施されたHIVの抗体検査数は3万3,033件増えて10万6,137件となり、関連する診察の件数は1万9,079件増えて8万6,088件になった。