地球を温暖化させる二酸化炭素排出量の2016年以降の大部分は、化石燃料とセメントを生産するわずか57の団体にたどることができると、研究者たちは4月4日に発表した。
2016年から2022年に、国と国営企業と投資家が所有する企業を含めた57の団体は、化石燃料とセメントの生産から世界の二酸化炭素排出量の80%を生み出したと、非営利シンクタンクのインフルエンスマップによる報告書「カーボン・メジャーズ」は明らかにした。
この期間に二酸化炭素を世界で最も多く排出したトップ3位の企業は、国有石油企業のサウジ・アラムコ、ロシアの国有エネルギー大手企業のガスプロム、国有石炭製造業者のコール・インディアであると、この報告書は伝えた。