医療機関でのスタッフ不足などの理由で、心臓移植手術が断念されたケースが2023年に日本で16件あったと、日本心臓移植学会が6月11日に発表した。
医師と看護師の不足が、そうした手術を断念した理由として挙げられた。
学会は、日本で心臓移植を行なっている医療機関11ヵ所を調査した。断念されたケースのうち15件は東京大学医学部附属病院で報告され、残り1件は大阪府にある国立循環器病研究センターだった。
この16人の患者のうち、10人はその後移植手術を受けたが、6人はまだ移植を待っている。
Science & Health2024.7.12
医療機関でのスタッフ不足などの理由で、心臓移植手術が断念されたケースが2023年に日本で16件あったと、日本心臓移植学会が6月11日に発表した。
医師と看護師の不足が、そうした手術を断念した理由として挙げられた。
学会は、日本で心臓移植を行なっている医療機関11ヵ所を調査した。断念されたケースのうち15件は東京大学医学部附属病院で報告され、残り1件は大阪府にある国立循環器病研究センターだった。
この16人の患者のうち、10人はその後移植手術を受けたが、6人はまだ移植を待っている。