東京電力は９月10日、同社の福島第一原子力発電所の原子炉から放射性デブリの取り出しを開始した―2011年３月のトリプルメルトダウンで機能不全に陥ったこの施設を廃炉にすることへ向けた小さいながらも重要な一歩だ。
溶融した核燃料は少量でさえ、東京電力では撤去するのに13年以上かかっていて、この仕事がどれだけ困難であるかを示している。
デブリを取り出すために、東京電力は原子炉の格納容器に入れられる遠隔操作の棒状の取り出し装置を使用している。この作業は約２週間かかると同社は述べている。
Tepco starts extracting radioactive fuel debris
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