工業発展途上国は9月23日、気候変動により直面している困難に対処することを世界の最も裕福な国々がもっと支援するよう、国連総会で訴えた。
海面上昇のリスクに最もさらされている島しょ国の首脳は、気温上昇の原因とされる化石燃料のほとんどを燃焼している富裕国が、この問題に「リップサービス」をするのはもうやめるときだと述べた。
主要な富裕国と工業発展途上国は、温室効果ガス排出削減と気候資金において「先導する」必要があると、サモアの資源・環境大臣セドリック・シュスター氏は述べた。「私たちの世界で最も被害に遭いやすい人々は、リップサービスに疲弊している」。