日本の厚生労働省は9月24日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新薬の日本での製造販売を承認し、患者の間での期待を高めた。
医師が指揮した臨床試験で、製薬会社エーザイによって開発されたこの新薬「メコバラミン」は、ALSの発症から1年以内に、患者の生存期間を500日以上延ばし、既存の薬を上回った。
これは日本で3つ目のALS治療薬である。ALSは、徐々に全身の筋肉のまひを引き起こす重篤な神経疾患で、後期の患者は自力で呼吸ができなくなるため、呼吸の補助を必要とする。日本では約1万人がこの病気にかかっている。