山形大学は9月24日、ペルー南部でナスカの地上絵を新たに303点発見したと発表した。
この国立大学は、この世界遺産の絵(ナスカの地上絵のこと)に集中して取り組む研究機関があり、ナスカの地上絵は儀式と情報共有の目的で作られた可能性が高いとも述べた。今回の発見は9月24日にアメリカの科学誌『アメリカ科学アカデミー紀要』に掲載された。
山形大学はアメリカIBM研究所と協力して人工知能(AI)を活用し、地上絵を特定した。研究者たちは、航空写真からAI技術で選定された現場で実施された現地調査を通じて、地上絵を発見した。