ホンソメワケベラは自分の大きさを把握して、自分よりずっと大きな敵との縄張り争いを避けるために鏡を使うことができると、研究者たちが9月11日に発表した。
ホンソメワケベラはすでに、鏡と写真で自分を認識できる生物として知られている。この魚は、激しい縄張り争いをし、隣り合って泳いでお互いを品定めして、小さいほうは、自分よりも大きな相手を攻撃しないことを選ぶことが多い。
この研究で、鏡で自分を認識した魚は、自分よりもずっと大きな個体と、同じサイズの個体の写真を攻撃する頻度が、鏡に慣れていない魚よりも少なかった。