地球は、過去2ヵ月間「ミニムーン」として地球について回っていた小惑星と別れた。
この害のない宇宙の岩(「ミニムーン」のこと)は11月25日、太陽の重力のより強い引力に負けて離れた。だが、この小惑星は1月に再び地球に急接近し、少しの間近付く。
アメリカ航空宇宙局(NASA)はその際、この10メートルの小惑星を観測するため、レーダーアンテナを使用する。それにより、「2024 PT5」として知られるこの物体について科学者の理解が深まるだろう。「2024 PT5」は、衝突してクレーターを形成した小惑星によって月から吹き飛ばされた巨礫である可能性がかなり高い。
現在は350万キロ離れているこの物体は、とても小さくかすかであり、強大な望遠鏡なしでは見えない。