数年前に私たちはスロバキアパラダイス国立公園を取り上げたが、ほんの少ししか紹介できなかった。今週はこのスロバキアの宝をもっと詳しく探ってみよう。
その名の通り、スロバキアパラダイスはハイカーにとってのパラダイスで、約300キロのトレイルがある。はしごや階段、チェーンが組み込まれていて、歩くのが難しいこともある。流れの速い川のすぐ隣りに滑りやすい金属の足場があるなど、非常に危険に見える道もある。いつものように、自分の判断力を活用しよう。何か危険そうに見えたら、ガイドを頼むことを検討しよう。
人気のトレイルは、スチャ・ベラ渓谷へ向かう2時間のハイキングコースだ。はしごがゴツゴツした地面や小川を渡りやすくしてくれる。1つの危険なセクションでは、滝の隣りにはしごがあり、バランスを保つのを助けるのはチェーンだけだ。この滝、ミソヴ滝は、氷に覆われる冬が最もロマンチックだ。
スロバキアパラダイスにはたくさんの氷の洞窟があるが、一般公開されているのは1つだけだ。ドブシンスカ氷穴はそのような洞窟の中で世界最大のものの1つで、25万年前にできたものと推定されている。入口にたどり着くまでに急な登り坂があるが、この洞窟は内部が約0℃なので、ジャケットを持っていこう。興味深い事実がある:1946年までは、ドブシンスカ氷穴の中で人々はアイススケートをしていたが、今はもうそれは許されていない。
歩道に沿って進むと、氷が形成しうる多くの異なる形に驚くだろう。氷の小さな山や、高い柱、壁沿いの凍った川がある。この氷が年月を経てどのように成長していくのかを学ぼう。
地上では、自転車や馬の背中に乗って、自然の美しさに囲まれた公園を見ることができる。その眺めは絶対にそれだけの価値がある。