ロシア下院は11月12日、低迷する出生率を上げることを期待して、子どもを持たない生き方を助長する有害なプロパガンダだと当局がみなすものを禁止することを全会一致で可決した。
9月に発表された公式データでは、出生率は四半世紀間で最低となり、ロシア政府によるウクライナでの戦争が続く中で死亡率は上がっている。ロシア政府はこの数値を「国家の未来にとって壊滅的である」とした。
ロシアでは2024年上半期に59万9,600人が出生し、2023年の同時期よりも1万6,000人少なく、1999年以降最低となった。