カタールの首都ドーハで開催されているU-23アジアカップで4月29日、日本は準決勝のイラク戦の前半28分に細谷真大、前半42分に荒木遼太郎がそれぞれゴールを決め、サムライブルーがイラクを2-0で下し、パリ大会への切符を手にした。
もう一方の準決勝ではウズベキスタンがインドネシアを2-0で下し、1991年にソ連から独立して以来初のオリンピック出場権を獲得した。日本は8大会連続のオリンピック出場となる。
日本の先制点は28分、藤田譲瑠チマのロングボールを細谷真大がファーストタッチでとらえ、ターンしてゴール隅にたたき込んだ。
この大会は、今夏のパリ五輪アジア最終予選を兼ねており、上位3位までが自動的に出場資格を得る。イラクとインドネシアは5月2日に3位決定戦で対戦し、勝者が残り1枠を獲得する。敗者は5月9日に行なわれるプレーオフで、パリへの出場権をかけてギニアと対戦する。