4月28日の衆院補欠選挙における選挙妨害の疑いで警視庁は5月13日、政治団体「つばさの党」の捜査に着手した。
警視庁の捜査員は、東京都千代田区にある同党本部と、黒川敦彦代表、根本良輔幹事長それぞれの自宅を家宅捜索した。
その団体は、東京15区(都南東部の江東区)の補欠選挙候補者の選挙活動を妨害した公職選挙法違反の疑いが持たれている。
根本氏自身も立候補したが、得票数はわずか1,110票で、候補者9人中最下位だった。
同団体は4月16日に始まった選挙戦の間、選挙区内での街頭演説の近くでメガホンを使ったり、選挙カーを追い回したりするなど、他の候補者の選挙活動を物理的に妨害しようとしたとされている。