注目された国会での投票で11月11日、石破茂氏が首相に選出され、自民党率いる与党連合にとって特に困難な道のりが予想される衆議院での最初のハードルを乗り越えた。
先の衆院選で連立与党が過半数を獲得できず、第1回投票では過半数に必要な233票を確保した首相候補がいなかったため、石破氏は決選投票に進むことを余儀なくされた。
1回目の投票で連立与党の議席数と同じ221票を獲得した石破氏は、決選投票でも立憲民主党の野田佳彦代表に対して安定した優位を保ち、野田氏の160票に対して再び221票を獲得した。
「厳しい内外の環境の中、国家国民のために、微力を尽くして参ります」と石破氏はSNSのエックスに投稿した。