厚生労働省のチームが5月8日に発表した予測によると、日本の65歳以上のうち、約15%に当たる約584万人が2040年までに認知症を有するだろうとのことで、2022年の440万人から増加するという。
最新の数値は、2040年までに800万人以上が認知症を有するとした2015年発表の前回予測よりは大幅に少ない。予測数値が低くなったのは、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった疾患に対策を取ろうと、人々がもっと健康に気をつけたり、生活習慣をよりよく変えたりしていることが一因だと、厚生労働省は述べた。喫煙者数の低下も、助けになっていると考えられている。