科学者たちは中国西部の新疆ウイグル自治区で、火星で作られるかもしれない居住地を支えるのに役立つ可能性がある超強じんな砂漠のコケ植物の種を特定したと、中国科学院による研究は示した。
火星の環境をシミュレーションした状況にさらされたとき、このコケ植物―シントリキア・カニネルビス―は、極度の乾燥と超低温と放射線に耐えることができることが分かったと、中国科学院は『ザ・イノベーション』誌に7月1日に掲載された研究論文の中で述べた。
新疆ウイグル自治区だけでなく、このコケ植物はチベット、カリフォルニアの砂漠、中東、極地でも発見されることがある。