与党の自民党の総裁候補者たちは9月7日、日本の新しい首相を決める9月27日の総裁選を前に全国で選挙活動を行なった。
元環境大臣の小泉進次郎氏(43)は東京・銀座での街頭演説で、「今は業界団体と既得権益が許容する範囲でだけ改革を実行できる自民党を変える」と述べた。
元自民党幹事長の石破茂氏(67)は、南西部の鹿児島市での演説の後で、報道関係者たちに対し、地方を訪問するために最大限の努力をしてきたと思うと述べた。デジタル改革大臣の河野太郎氏(61)は社会保障と税制度の身元確認のカードであるマイナンバーカードの健康保険証としての使用における進捗を確認するために東京のドラッグストアを訪れた。「最近始まったばかりだが、広がっている」と河野氏は述べた。
これまでに9人の自民党員が総裁選への立候補を宣言している。経済安全保障大臣の高市早苗氏(63)と、元官房長官の加藤勝信氏(68)がそれぞれ9月9日と9月10日に立候補を表明し、外務大臣の上川陽子氏は9月11日に立候補した。