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(be) sworn in

就任する

2025年1月20日、共和党のドナルド・トランプ氏が第47代アメリカ大統領に就任した。前年の大統領選挙で民主党のカマラ・ハリス候補を破り、2度目の大統領職に返り咲いた。
大統領就任式のニュースでしばしば使われる表現が、(be) sworn inだ。自然な日本語では「就任する」といったところだが、文法的に解釈するのは難しい。swearは「誓う、宣誓する」だが、swear inで「~を宣誓就任させる」という句動詞になる。このとき、就任する人が主語になって受動態(be) sworn inの形がよく使われる。
同じく「就任する、発足する」にはinaugurateもよく使われるが、こちらも他動詞であるため、人を主語として(be) inaugurated as ~(~に就任する)の形をとる。
sworn inとinaugurateの違いは、就任にあたって「誓い」を立てるかどうかだろう。(be) inauguratedはニュートラルな「就任する」である一方、(be) sworn inは儀式的な側面を強調したものと考えることができる。教会での結婚式も同じだが、「神に誓う」というキリスト教文化がない日本では肌で感じにくい部分である。

例文

Donald Trump was sworn in as the 47th President of the United States on January 20, in his second stint as the nation's leader.

ドナルド・トランプ氏は、1月20日、第47代アメリカ大統領として2度目の国の指導者に就任した。

関連記事

・inauguration:【名】就任、発足、開始

・assume / take office:就任する

・stint:任務、職務、(それらの)期間

・take an oath:宣誓する、誓いを立てる(oath:誓い)

・swear:断言する、保証する(日常会話のI swear...などは強調の意味で、宗教的な要素は薄い)
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