2025年2月、自動車メーカーのホンダと日産の経営統合が正式に「破談」になった。業績不振にあえぐ日産をホンダが事実上救済する構図で進められていた交渉は、日産の子会社化という条件をめぐって頓挫し、経産省が画策したとされるオールジャパンの建て直し計画は白紙に戻った。脱炭素社会やEVシフトなど、世界の自動車メーカーをとりまく経営環境が激しく変化する中で、日産の次の生き残り策が注目される。
「破談」は主に縁談について用いられる言葉だが、ホンダと日産の経営統合を「結婚」に見立てて表現したものだろう。交渉や協議が「破談する、破談になる」については、まずbreak downが思い浮かぶ。他にもfall through(失敗に終わる、頓挫する)を使うことができるだろう。
一方、いずれかの側から「取り止め」が要請された場合は call offやcancelがしっくりくる。また、交渉当事者の損得にフォーカスした場合は、empty-handed(手ぶらで、成果なしに)を使うこともできるだろう。
「破談」は主に縁談について用いられる言葉だが、ホンダと日産の経営統合を「結婚」に見立てて表現したものだろう。交渉や協議が「破談する、破談になる」については、まずbreak downが思い浮かぶ。他にもfall through(失敗に終わる、頓挫する)を使うことができるだろう。
一方、いずれかの側から「取り止め」が要請された場合は call offやcancelがしっくりくる。また、交渉当事者の損得にフォーカスした場合は、empty-handed(手ぶらで、成果なしに)を使うこともできるだろう。
例文
Merger talks between Nissan and Honda broke down, leaving both companies empty-handed.
日産とホンダの合併協議は破談になり、両社とも成果なしに終わった。
日産とホンダの合併協議は破談になり、両社とも成果なしに終わった。
関連記事
・business integration:経営統合(ただしこれは強者と弱者をあいまいにした日本的な英語表現で、欧米ではmerger〔合併〕やacquisition〔買収〕を好んで使う)
・subsidiary:子会社
・automotive industry:自動車産業
・transition to EVs:EVシフト(電気自動車への移行)
・bog down:行き詰まる、難航する
・stall:失速する、行き詰まる
・go back to square one:白紙に戻る
・subsidiary:子会社
・automotive industry:自動車産業
・transition to EVs:EVシフト(電気自動車への移行)
・bog down:行き詰まる、難航する
・stall:失速する、行き詰まる
・go back to square one:白紙に戻る