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buyout

買収

2025年1月現在、日本製鉄によるU.S.スチール社の買収交渉は、依然として暗礁に乗り上げたままとなった。アメリカ鉄鋼産業の象徴である同社を外国企業が買収することは、少なからずアメリカ国民のナショナリズムを煽る状況となっている。同月に発足したトランプ新政権には、この状況を巧みに利用して交渉を有利に進めたい意図も見え隠れする。
「買収」の英語にはbuyout/takeover/acquisitionなどがある。いずれも同じように使われる場合がある一方で、buyoutは「友好的」買収、takeoverは「敵対的」買収のニュアンスで区別されることもある。takeoverには「乗っ取り」の意味があることからも理解できるだろう。また、acquisitionは買収をより中立的に表す単語だ。
本件に関する国内外の英文報道を見ていると、3つの単語とも一般的なニュアンスで使用されているようだ。ただ、両社の経営陣は真摯に交渉を進めているため、buyoutないしacquisitionがより適切だとも言える。

例文

Nippon Steel is negotiating a buyout of U.S. Steel to expand its footprint in the North American market and strengthen its global production capacity.

日本製鉄は、北米市場での事業拡大とグローバルな生産能力の強化を目的に、U.S. スチールの買収交渉を進めている。

関連記事

・friendly buyout:友好的買収

・hostile takeover:敵対的買収

・takeover defense:買収防衛策

・mergers and acquisitions (M&A):合併・買収

・negotiation:交渉

・hit a snag:困難にぶつかる(snag:切り株)

・run aground:暗礁に乗り上げる
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