Alpha 定期購読会員

¥335/号

(年間購読の場合)

毎号届く紙面と連動しweb学習でも理解度を深めよう。

定期購読を申し込む 紙面見本を確認する

Alpha メルマガ会員

無料

(月3本まで記事の閲覧が可能)

まずはお試しで生の英文記事に触れてみよう。

メルマガ登録に進む

今月の既読本数

0 /3記事

Alpha 定期購読会員

¥335/号

(年間購読の場合)
定期購読を申し込む
ログアウト
ログアウト

時事キーワード

customer abuse

カスハラ

スーパー、コンビニからコールセンターに至るまで、接客業における「カスハラ」(カスタマーハラスメント)が後を絶たない。日本の伝統的なビジネス哲学に「お客様は神様」という考え方があるが、客側がそれにつけこんで理不尽な要求を押し付ける形がカスハラだ。
ただし、英語表現に関しては注意が必要だ。sexual harassment (セクハラ)は正しい英語だが、それを日本語に応用した「パワハラ」、「アカハラ」、「マタハラ」などを筆者は「ハラスメント系和製英語」と呼んでいる。自然な英語では、それぞれworkplace bullying(職場のいじめ)、academic bullying(教育機関におけるいじめ)、workplace discrimination against pregnant women(職場における妊婦への差別)などを使うのが一般的だ。
bullying(いじめ)の他にもabuse(乱用、悪用、虐待)を組み合わせてもよい。「カスハラ」にあたるcustomer abuseもこの用法だ。客としての立場を乱用した行為であることが伝わってくる。

例文

In Japan's service industries, the concept that "The customer is god" often leads to customer abuse, where employees endure unreasonable demands from customers.

日本のサービス業では、「お客様は神様」という考え方があるため、従業員が顧客からの理不尽な要求に耐える「カスハラ」がしばしば発生する。

関連記事

・harass:嫌がらせする、困らせる【名】harassment

・service industry:サービス業、接客業

・"The customer is god":「お客様は神様」

・customer complaint:顧客クレーム(claimよりcomplaintが自然)

・unreasonable:理不尽な

・maternity:【名】母であること、母性【形】妊婦に関する

・gender discrimination:性差別

・psychological abuse:心理的虐待

・verbal abuse:言葉による虐待
「customer abuse」で記事を検索する

他のカテゴリで検索