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earthquake swarm

群発地震

2024年2月下旬から千葉県東方沖で地震活動が活発化し、「群発地震」が相次いでいる。1月の能登半島地震だけでなく、南海トラフ地震や大規模な首都直下地震が長年にわたって懸念されている中で、私たちは改めて防災意識を高める必要がある。
この「群発地震」には、earthquake swarmという専門用語がある。swarmは名詞では「群れ」であり、動詞では「群がる」を意味する。a swarm ofで「~の大群」という用法もある。swarmは昆虫や動物が群がる様子を表すことが多いが、人の殺到や群発地震にまでも使われる単語だ。
なお、「防災」の英語については、かつては直訳的にdisaster preventionが使われることが多かったが、近年では自然災害の発生それ自体は防ぐことができないとの観点から、disaster preparedness(災害への備え)という表現が広く使われるようになっている。

例文

A series of earthquakes taking place off the Boso Peninsula in Chiba Prefecture is called an earthquake swarm, a sequence of seismic events occurring in a local area within a relatively short period.

千葉県の房総半島沖で発生している一連の地震は、群発地震と呼ばれ、比較的短い期間で局地的に発生する連続的な地震事象を指す。

関連記事

・Nankai Trough:南海トラフ

・earthquake right under Tokyo:首都直下地震(定訳はないが、さまざまな表現が可能)

・megathrust earthquake:巨大断層地震

・Big One:大地震(文脈によって何を指すかは変わる)

・slow slip:スロースリップ、ゆっくりすべり(slow slip eventとも言う。通常の地震によるプレートのすべりよりもはるかに遅い速度で発生する現象)

・swarm into:~に殺到する

・meteor swarm:流星群
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